関東は他の地方に比べると古い時代の人物が多くなるのが特徴です。
その理由は鎌倉幕府が誕生する以前の日本というのは京都一極集中の支配体制だったからです。

そうした古代から中世において、京都の影響から脱して関東に独立性も求めた人達がいました。

鎌倉幕府以降の関東は、鎌倉北条氏や小田原北条氏(鎌倉北条氏の流れではない)、そして徳川家と京都からの独立性の高い気風を保ち、派手な英雄を必要としなくなっていきました。


徳川家康に関しては、出生地の愛知、浜松城を築いた静岡、という意見もあるかとは思いますが、この「47都道府県 歴史的偉人めぐり」では、領地という概念を持つ大名は出生地よりも、まず権力基盤を確定させた土地、次に最も権力を発揮した土地を優先させるつもりです。



いろいろ迷うところはありますが、これを機に、ご当地の偉人を知って敬愛して、地元を愛し日本を愛してくれる人がいたら良いなと思います。


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