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【『 K-1 歴代グランプリ王者 』】

歴史の立会人としてのK-1


古代オリンピックは、紀元前9世紀(今から3000年近く昔)に政治的かつ宗教的なニュアンスを持ってスタートした。
スポーツもまた立派な歴史である。


そして、歴史には、立会人としての歴史も存在する。

大昔から学ぶことだけが歴史ではないのである。



最近また盛り上がりつつあるK-1であるが、その試合内容や選手のレベルは一大ブームだった頃と同等以上である。

しかし、それでもプロ・スポーツというのは、資本母体の都合もあり内容がそのままブームにつながるものでもない。


K-1というのは、メジャー・スポーツに比べると、その歴史の短さと最盛期の盛り上がりの大きさ、そういったものが、まさにリアルタイムで歴史が積まれていく魅力が存在する。


まさに立会人としての歴史という要素が詰まっているのである。

古代オリンピック



1992年10月4日
「格闘技オリンピックIII~カラテワールドカップ '92~」というイベントで、10万ドル争奪世界最強決定トーナメント"を来年開催すると発表される。


1993年4月30日
第1回大会「K-1 GRAND PRIX '93 ~10万ドル争奪格闘技世界最強トーナメント~」が開催され、8選手による無差別級ワン・デイ・トーナメントが行われた。


空手、キックボクシング、カンフー、拳法など、いくらかの打撃系立ち技格闘技の頭文字が「K」であることから、そのナンバー1を決めるイベントとしてK-1と命名された。




それまで、世界的にプロ格闘技といえばボクシン一択が常識的な共通認識であった。

約300年の歴史を誇る近代ボクシングは技術体系が洗練され、スポーツとして成熟している反面、粗暴さや野性味は失われていた。
また、日本人にとってボクシングと言えば、日本人選手の活躍できる軽量級以外はそう目にする機会がなかった。


そこで登場したK-1は、ヘビー級の外国人が荒々しく格闘する様子をみせつけ、当時の日本人は大きな衝撃を受けた。


日本人が日本人を応援するという、ナショナリズムを土台にしたスポーツ観戦とは別の角度の完全コンテンツ勝負のイベントは、ギャンブル的な側面のあるスタートであったがK-1は見事に一大ブームを切り開いていく。


以後18年間毎年このトーナメントは実施され、その規模はどんどん大きくなっていき、世界的に知名度の高い格闘技ブランドとなり権威あるキックボクシングのプラットフォームなる。


2002年には「K-1 WORLD MAX」として70Kgクラスのイベントが創設され、日本人の世界チャンピオン(魔裟斗)も誕生した。



2010年頃から興行体制の混乱が大きくなり「K-1」の看板を掲げたイベントが困難になっていった。
しかし、近年再び、軽量級を軸に新たな盛り上がりをみせている。



K-1を盛り上げた選手は枚挙にいとまがないので、そんなK-1の歴代WORLD GP優勝者に絞って紹介をしていこうと思う。



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ブランコ・シカティック (Branko Cikatic)

BrankoCikatić
K-1 GRAND PRIX '93
優勝

 

 

 

19541015 生まれ

 

出身地 クロアチア

国籍  クロアチア

 

身長  189cm

 
 

 

記念すべく初代K- GRAND PRIX 'チャンピオンである。

 
 

1993年のグランプリの優勝候補は当時世界最強のキックボクサーと名高かったモーリス・スミスであった。


ところが、そのモーリス・スミスが準決勝でアーネスト・ホーストの左ハイキックで壮絶なKO負けを喫する。


一方、当時
37歳のブランコ・シカティックは「伝説の拳」と紹介され、あからさまに全盛期を過ぎているかのような目で見られていた。

 

そして、決勝では、後に4度もK-1グランプリを制するアーネスト・ホーストを右ストレートで1ラウンドKOに破る。
ダウンしたアーネスト・ホーストがピクリとも動かない姿に多くのファンが衝撃を受けた。

 

 

ブランコ・シカティックが3試合全てをKO勝利で優勝したことにより、以降のK-1は、観る者に派手なKO決着を期待させ続けることになった。

 

 

相手の死角に入り、大振りにも見える軌道のパンチで試合を決める姿が印象的であった。




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ピーター・アーツ (Peter Aerts)

PeterAerts
K-1 GRAND PRIX '94
優勝

K-1 GRAND PRIX '95 優勝

K-1 GRAND PRIX '98 優勝

 

 

 

19701025 生まれ

 

出身地 北ブラバント州アイントホーフェン

国籍  オランダ

 

身長  192cm

 

 

 

3度のグランプリ制覇を果たしているが、特に圧巻だったのが1988年の優勝である。

 

佐竹雅昭、マイク・ベルナルド、アンディ・フグを全て1ラウンドKO勝利で撃破。

鬼神のごとく暴れ回るピーター・アーツを誰も止めることが出来ず、この頃から怪童と呼ばれていたピーター・アーツは畏敬の念を込めて暴君と呼ばれるようになる。

 

 

また、3度のグランプリ制覇の他に、16年連続を含む通算17度のWORLD GRAND PRIX 決勝トーナメント出場を果たし、3度の準優勝(2006,2007,2010)も記録している。

 

 

 

 

 

木こりを意味する「The Dutch Lumberjack(ダッチ・ランバージャック)」の異名を持っていたが、得意の右ハイキックが炸裂すると、ヘビー級の大男達が糸の切れた人形のように倒れ、その姿は本当に大木をなぎ倒す木こりのようであった。

 

 

特にキャリアの初期は、多くの試合において、この右ハイキックによるKO勝利を重ね、K-1ならではのダウンシーンでファンを沸かせた。

 

 

 

また、実力や試合の面白さだけではなく、その男っぷりの良さからも、最も人気のある選手であった。

 

-1プロデューサーだった谷川貞治は「アーツはどんな強豪との対戦をオファーしても一度も断ったことが無い。」と感謝を表している。



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アンディ・フグ (Andy Hug)

AndyHug
K-1 GRAND PRIX '96
優勝

 

 

196497 生まれ

2000824日没


出身地 ボーレン

国籍  スイス

 

身長  180cm

 

 

 

極真空手ヨーロッパ選手権優勝、極真空手世界大会準優勝などの実績をひっさげて鳴り物入りでK-1デビューをすると、前年度K-1GP王者ブランコ・シカティックに3-0の判定勝利をおさめ、一躍優勝候補として、1994年のK-1GPを迎えるが、1回戦でパトリック・スミスに1ラウンドKO負け。

 

 

1995年のK-1GPではまたも1回戦で当時無名のマイク・ベルナルドにKO負け。

 

 

 

しかし、1996年のK-1GPではバンダー・マーブに1ラウンドKO勝ち、準決勝でアーネスト・ホーストと再延長戦までもつれる激闘の末勝利、決勝戦では宿敵マイク・ベルナルドを2ラウンドKO勝利で撃破する。


この時のフィニッシュ・ブローとなったフグトルネード
(下段後ろ回し蹴り)はファンの脳裏に深く焼き付いた。

 

 

 

強烈なローキックで相手の意識を散らして左ストレートでダウンを奪うという王道パターンの他に、空手の大技である踵落としを相手を撹乱させたり攻撃のリズムをつけたり距離を計ることに使い、その姿の美しさはファンの心をとらえ、踵落としはアンディ・フグの代名詞のようになった。

 

 

-1創世記において、ピーター・アーツと並びアンディ・フグはK-1の顔であった。

 

1996年のグランプリ制覇の他に、2度の準優勝(1997,1998)を記録している。

 

 

2000824日午後621分、急性前骨髄球性白血病(APL)により35歳で死去し、葬儀は本人の希望により日本式の仏式葬儀で行うことになり、告別式はテレビで生中継された。



 

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アーネスト・ホースト (Ernesto Hoost)

Ernesto Hoost
K-1 GRAND PRIX
97 優勝

K-1 GRAND PRIX 99 優勝

K-1 WORLD GP   2000 優勝

K-1 WORLD GP   2002 優勝

 

 

 

1965711 生まれ
 

出身地 旧オランダ領ギアナ(現在のスリナム共和国)

国籍  オランダ


身長  
190cm

 

 

 

準優勝となった1993年の記念すべき第一回K-1 GRAND PRIXでは、準決勝で優勝候補筆頭のモーリス・スミスを左ハイキックで衝撃的なKOにくだし、優勝したブランコ・シカティックに劣らないインパクトを残した。

それ以降、突出した技術の高さからミスター・パーフェクトと呼ばれ、ファンをうならせ続ける。

 


 

セーム・シュルトに並び最多となる4度のグランプリ制覇を果たしているが、特に4回目の優勝となる2002年は良くも悪くも意外性あふれる結果と過程であった。


 

なんと準々決勝でボブ・サップにKO負けするも、その試合でボブ・サップが拳の負傷をし、準決勝に負け上がりとなる。

 

続く準決勝では、試合開始ほどなく対戦相手のレイ・セフォーが放ったローキックをブロックすると、レイ・セフォーは足を骨折して倒れ込んだ。

 

そして、決勝でもジェロム・レ・バンナが左腕を骨折し、アーネスト・ホーストが優勝に輝いた。

 

 

 

流れるようなコンビネーション、ローキックを軸にした戦略、チャンス時のパンチの回転力、などのレベルが特に高く、洗練され極めて完成度の高い選手で、長期に渡り安定した結果を残した。


 

予選トーナメントなどを含め、K-1の主催したトーナメントで、最多となる7度の優勝を記録している。




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マーク・ハント (Mark Hunt)

MarkHunt
K-1 WORLD GP 2001
優勝

 

 

 

1974323 生まれ

 

出身地 オークランド

国籍  ニュージーランド

 

身長  178cm

 

 

 

21世紀となった2001年に、K-1 世界地区予選 メルボルン大会を勝ち上がったマーク・ハントは、WORLD GP出場権をかけたK-1 in FUKUOKAでのトーナメントでも優勝した。

この時のレイ・セフォーとのノーガードでの打ち合いは、今なおファンの間で語り草となっている。

 

 

K-1 WORLD GP 2001トーナメントへ進出したマーク・ハントは初戦でいきなり、優勝候補大本命のジェロム・レ・バンナと対戦することになる。

 

1ラウンドはジェロム・レ・バンナの間合いと手数の前にリズムをつかめなかったが、2ラウンド粗暴なラッシング・ファイトでKO勝ちし、大番狂わせを演じる。

 

続く準決勝ステファン・レコ、決勝フランシスコ・フィリオともにマーク・ハントの強打を警戒して手数が出ず、共にマーク・ハントの判定勝利となり、見事に地区予選から3トーナメントを制してのグランプリ制覇となった。

 

 

 

一発で試合を逆転させるパンチ力もさることながら、特にファンを驚かせたのは異常な打たれ強さであった。それを納得させるかのごとく、頭部のCTスキャン受けたところ、頭蓋骨の厚みが常人の約2倍あった。

 

また、パンチ力と打たれ強さを盾にした勇猛果敢なファイトスタイル、さらに見かけによらないスタミナの豊富さから、終始期待感のある試合を展開させた。

 

 

 

 

明るくひょうきんなキャラクターで、自分が勝っても自身の強さを誇示するよりも「運がよかった」とコメントするなど、その人柄も愛された。




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レミー・ボンヤスキー (Remy Bonjasky)

RemyBonjasky
K-1 WORLD GP 2003
優勝

K-1 WORLD GP 2004 優勝

K-1 WORLD GP 2008 優勝

 

 

 

1976110 生まれ

 

出身地 スリナム共和国パラマリボ

国籍  オランダ

 

身長  192cm

 

 

 

ABNアムロ銀行勤務という異色の経歴と、滞空時間の長い派手な飛び蹴りで、早い段階から将来のチャンピオン候補として注目されていた。

 

 

セーム・シュルトとアーネスト・ホーストの4度に次ぎ、ピーター・アーツに並ぶ3度のグランプリ制覇を果たしている。

 


 

最初のグランプリ制覇となった2003年は、準々決勝でピーター・グラハムを、準決勝でシリル・アビディを、ハイキックや膝蹴りでダウンを奪い、共に1ラウンドで見栄え良く勝利する。続く決勝では、武蔵を判定で破り、優勝を果たした。

 

 

 

レミー・ボンヤスキーは、巧みな防御技術と高い身体能力からその実力を認められながらも、グランプリ制覇にはケチがついてきたのも特徴である。

 

初優勝した2003年のグランプリは、ジェロム・レ・バンナ、アーネスト・ホースト、マーク・ハント、ミルコ・クロコップ、ステファン・レコといったスター選手が軒並み欠場し、トーナメントのレベル自体が低かったと言われた。

 

2度目の優勝をした2004年のグランプリは、準々決勝、準決勝ともに際どい判定で勝ち上がり、決勝で相対した武蔵も同じように際どい判定で勝ち上がり、際どい判定で勝ち上がった者同士による見どころの少ない決勝戦(しかも前年と同じカード)であったため、盛り上がりに欠けるトーナメントとなった。

 

3度目の優勝を果たした2008年のグランプリは、決勝のバダ・ハリ戦が、バダ・ハリの犯した反則のダメージが深刻と判断され、反則勝ちで決着がついた。

 

 

このバダ・ハリ戦に限らず、レミー・ボンヤスキーは相手選手から反則を受けると、度々、大袈裟な演技でダメージをアピールするため、多くのアンチを生んでいる。

 

しかし、その実力がトップクラスであったことは疑いの余地がない。

 



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セーム・シュルト(Semmy Schilt)

SemmySchilt
K-1 WORLD GP 2005
優勝

K-1 WORLD GP 2006 優勝

K-1 WORLD GP 2007 優勝

K-1 WORLD GP 2009 優勝

 

 

 

19731027 生まれ

 

出身地 南ホラント州ロッテルダム

国籍  オランダ

 

身長  212cm

 

 

 

2005年にK-1に本格参戦するまでは総合格闘技を主戦場にしていたが、活躍の場をK-1に移すと、アーネスト・ホーストに並び最多となる4度のグランプリ制覇を達成し、20052007年にかけてセーム・シュルトしか達成していないグランプリ3連覇を記録する。

 

 

そんな4度のグランプリ制覇でも特に圧巻だったのが2009年である。

 

 

ジェロム・レ・バンナ、レミー・ボンヤスキー、バダ・ハリを全て1ラウンドKOで撃破。3試合全て1ラウンドKO勝利でのグランプリ制覇は、1998年にピーター・アーツが達成して以来、二人目であり、さらに3試合の合計時間543秒は最短グランプリ制覇記録となった。

 

 

 

 

高い身長を武器に、リーチの長いジャブや前蹴りは相手選手を懐に入れないだけではなく、破壊力も抜群で、本来はダウンに直結しにくいジャブや前蹴りでのダウンシーンも数多く観られた。

 

そして、相手選手がそれらを突破して懐に入り込んでも打点の高い膝蹴りで大きなダメージを与えた。

 

相手選手からすると、離れたら勝ち目なし、くっついてもリスクありで、比類なき強さを誇っていた。

 

 

 

そのあまりの強さから、試合内容が意外性なく単純化し、多くのK-1ファンから負ける姿を望まれた憎らしいほど強い選手であった。




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アリスター・オーフレイム(Alistair Overeem)

AlistairOvereem
K-1 WORLD GP 2010
優勝

 

 

 

1980517 生まれ

 

出身地 イングランド・ハウンズロー

国籍  オランダ

 

身長  193cm

 

 

 

総合格闘技出身ではなく、総合格闘技を主戦場においたままグランプリ制覇を成し遂げた驚愕の選手。

 

 

2008年の大晦日に、当時のK-1で最も勢いのあったバダ・ハリを1ラウンドKO勝利で粉砕すると、K-1ルールでの試合も増え、難敵強敵を相手にK-1ルールでも高い実力を持っていることを示した。

 

 

 

そして、2010年のグランプリでは優勝候補筆頭といわれるまでになり、準々決勝のタイロン・スポーンにはやや苦戦をするものの、準決勝でグーカン・サキにKO勝利をすると、決勝でピーター・アーツを開始1分で仕留め、前評判通りにグランプリ制覇を成し遂げる。

 

 

 

顔面の打たれ強さはないものの、ビルドアップされた体はまるで岩のようで、相手選手が牽制で出すような攻撃にはビクともせず、また、強い体幹によって軸がぶれないため常に強い攻撃を回転良く放つことが出来た。

 

 

 

主戦場である総合格闘技においては、2007年にStrikeforce世界ヘビー級王座を獲得、2010年にDREAMヘビー級王座を獲得と、大きな活躍をしている。




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ミルコ・クロコップ(Mirko Cro Cop)

MirkoCroCop
K-1 WORLD GP 2012
優勝

 

 

 

1974910 生まれ

 

出身地 ヴィンコヴツィ

国籍  クロアチア

 

身長  188cm

 

 

 

ミルコ・クロコップの知名度を大きく上げたのは、K-1 GRAND PRIX '99 開幕戦でのマイク・ベルナルドとの一戦であった。


当時、トップクラスの実力と抜群の人気を誇っていたマイク・ベルナルドを左ハイキック一閃1ラウンドKO勝利したことにより、大きなインパクトをファンに与えた。

 

この年のグランプリでは、マイク・ベルナルドを破った勢いそのままに準優勝を果たし一躍人気を集めるようになる。

 

 

その後もK-1で一定の活躍を見せるが、2003年から主戦場を総合格闘技に完全シフトする。

 

総合格闘技の試合でも、必殺の左ハイキックで多くの勝利を挙げ、寝技に偏重していた総合格闘技の技術体系に大きな風を吹かせた。

 

そして、PRIDE無差別級グランプリ2006で優勝するなどの結果も残した。

 

 

 

201112月にキックボクシング復帰を表明し、2013年にK-1 WORLD GP FINAL in ZAGREBで優勝を果たす。

このイベントはもともと
20121226日にニューヨークで開催予定であったが、2013315日にクロアチアのザグレブ開催に変更された。

 

また、このイベントは、K-1の興行体制の混乱から規模が大幅縮小し選手レベルも大きく下がったイベントとなり、2010年までのグランプリとはその質が大きく違う。

 

しかしながら、間違いなくK-1の看板が掲げられたグランプリであり、K-1でのグランプリ制覇を悲願としていたミルコ・クロコップはリング上で涙を流して優勝を喜んだ。

 


ミルコ・クロコップはK-1にとって、2年ぶりにして2016年現在までの最後のグランプリ王者となった。

 

総合格闘技でも通用した必殺の左ハイキックは、観る者に破壊力を超えた説得力を与え、抜群の実力以上の人気を誇っていた。



 

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