劇団Camelot

猫のキャラクター(劇団Camelot)を案内人に、世界の伝説や神話、様々な歴史などを、分かりやすく玄人向けではなく簡略化されているのに深く、表現していきたいと思います。

アーサー王

アーサー王 (King Arthur)

アーサー王700x1000


「これを引き抜いた者は王となるだろう」

 

そう刻まれた岩に突き刺さった剣カルブルヌスを引き抜こうと数多の力自慢が挑むが、誰一人として成功しなかった。

 

 

ところがアーサー少年が試してみると剣はスルリと抜けるのであった。

 

 

そのままアーサーは、ブリテン島の王となり、キャメロット城を拠点に、破竹の勢いで領土を拡大した。
 

カリブルヌス

しかし、11人の王が同盟を結んでアーサーに反旗をひるがえした。

 

そして、11人の王の中の一人ロット王の妻モルゴースが、スパイとしてキャメロット城に現れた。モルゴースとアーサーの異父姉弟であったが、アーサーはそのことを知らなかった。

 

 

モルゴースの美しさに惹かれたアーサーは姉とは知らずに一夜をともにしてしまう。

これがもとで、後にキャメロット城を滅ぼすモルドレッドが誕生することになる。

 


 

11人の王との戦いに苦闘するアーサーに一つの知らせが入る。


それは、ペリノア王が街道わきにテントを張って、通行するものに片っ端から一騎討ちを強要して、人々を困らせているというものだった。

 

アーサーはペノリア王と戦いに行くが、王の証である剣カリブルヌスを折られて完敗する。

 

 

魔術師マーリンはアーサーをアヴァロンに連れていき、そこでアーサーは湖の乙女ヴィヴィアンから、鉄をまるで木材かのように切り裂くといわれる聖剣エクスカリバーを授かった。

 

エクスカリバー
 

さて、11人の王との戦いのみならず、アーサーの勢いに警戒する者、まだ20歳に満たないアーサー王の政治的な若さにつけいろうとする者、そうやって国境を侵してくる敵は絶えなかった。

 

 

特にロット王は困難な敵で、なかなか勝ち切ることが出来ないでいた。

 

 

そこへ、一騎討ちを通じてアーサーを粋に感じていたペノリア王が応援に駆け付ける。

 

 

勇猛なペノリア王はロット王を戦死させ、アーサーに勝利をもたらした。

 

一方で、ペノリア王(パーシヴァル達の父)がロット王(ガウェイン達の父)を殺した事は、後々キャメロット城の小さな軋轢の種となる。

 

 

グィネヴィア1
  
グィネヴィア

以前、周辺地域と戦うアーサーは、味方であったレオデグランス王の城で、王女グィネヴィアと出会っていた。

 

アーサーはグィネヴィアの美しい目が忘れられず、グィネヴィアはアーサーの寂しげな表情が忘れられなかった。

 

以来、アーサーは片時もグィネヴィアのことが忘れられずにいた。

 

 

そのため、魔術師マーリンに大きく反対されながらもアーサーはグィネヴィアと結婚することを決める。

 

 

こうして、アーサーはブリテンの民全ての主君であり、王妃となったグィネヴィアはキャメロット城の騎士全ての母となった。

 

しかし、大王と王妃を前提にした結婚生活は、この時まだ10代前半のグィネヴィアが夢に見た結婚生活とは程遠いものであった…。

 

 

また、グィネヴィアが嫁入りに持参した円卓が、アーサー王と騎士達が共に席を囲むことに使われるようになり、以降、キャメロット城の騎士達は「円卓の騎士」と呼ばれるようになった。


円卓の騎士

キャメロット城を拠点とし、様々な冒険に挑み、多くの武勇を誇り、盤石に思えたアーサー王と「円卓の騎士」の栄華にもやがて不穏な陰が忍び寄るのであった。

 

 

「円卓の騎士」の筆頭格であり、アーサー王の個人的な親友でもある「騎士のなかの騎士」ランスロットと王妃グウィネヴィアが不倫関係となっていたのだ。

 

 

 

法律で不倫の罪は死刑と決まっていた。

 

しかし、アーサーは、愛する妻と親友の命を奪いたくないがゆえに、二人の不倫関係に薄々気づいてはいるものの詮索することは避けていた。
 

アーサー王

 

そうして、アーサーは、嫉妬心と二人を罰したくない思いの狭間で苦悩する日々を送るが、その苦しみを抱えたまま、二人と上手くやり、事を荒立てずに、気付いていないフリを通すことが一番無難なのだろうという結論に、いつも落ち着いた。

 


 

そんなアーサーのもとへモルドレッドという少年が現れ「円卓の騎士」に加わることとなった。

 

このモルドレッドという少年は、グウィネヴィアと出会う以前のアーサーが姉であるモルゴースとの間に作った子どもであった。

 

アーサーの過去の暗部そのものといえる息子モルドレッドは、知恵が働き勘の鋭い男だった。


モルドレッド1
 

モルドレッドはすぐにランスロットとグウィネヴィアの不倫関係に気付き

「父上も気付いているはずです。父上は二人を見過ごし、王自らが法をないがしろにしようとするのですか?」

そうアーサーに迫るのであった。

 

 

 

そして、モルドレッドは、ランスロットとグウィネヴィアの不倫関係のまさにその現場をおさえた。

モルドレッドは発見の際の混乱によって、ランスロットは獲り逃すもののグウィネヴィアは捕らえ、彼女をアーサーの前に引き出した。

 

 

もはや観念したアーサー王は、妻グウィネヴィアの死刑を宣言した。

 

 

ところが、死刑決行の日、ランスロットは圧倒的な武勇で城門を突破すると、超人的な馬術でグウィネヴィアを連れ去るのであった。

 

 

 

ランスロット討伐のためにアーサーは出兵するのだが、留守を任せた息子モルドレッドが謀反を起こし、最終的にアーサー軍とモルドレッド軍がカムランの地で決戦することになる。

 

How_Mordred_was_Slain_by_Arthur
 

「カムランの戦い」は、それまでこの地上で起こったどんな戦いよりも激しく凄惨なものとなった。

 

激戦の中でアーサーとモルドレッドの親子は直接対峙する状態になる。

 

 

アーサーの槍がモルドレッドの腹を貫通した刹那、モルドレッドの剣は渾身の力でアーサーの脳天を叩き割った。

 

 

こうして、モルドレッドは絶命し、アーサーは虫の息となる。

 

4アーサー
 

息絶え絶えのアーサーは、数少ない生存者であったベディヴィエールに、自分を近くの湖にある小舟に寝かせるように命じた。

 

 

小舟に横たわったアーサーは言った

 

「私はアヴァロンに行って、このひどい傷を癒さなければならない。しかし、いつの日か、この世界が窮地に立ったとき、私は戻ってくる。それがいつなのかは私にも分からない。ただ、それが遠い先であることは間違いない。」




アーサー王Tシャツ
アーサー王(劇団Camelot)

知的レトロで、地味をポップに、派手をシックに




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王妃グィネヴィア (Guinevere)

グィネヴィア700x1000


レオデグランス王の娘として生まれ、アーサー王のもとに嫁いだ王妃グィネヴィアが、初めて「騎士のなかの騎士」ランスロットを目にした時、キャメロット城の運命が決定した。

 
 

それは、これまでの生涯で経験した雷に打たれたような子宮に響く恋心ではなく、魅惑の異空間に吸い込まれるような感覚だった。


 

グィネヴィアとランスロットはすぐに不倫関係となり、人目を忍んで度々密会するようになっていった。
 

グィネヴィア1
 
 

しかし、王妃としての表の顔と、恋に落ちた女という裏の顔、その帳尻が保てていたのは、キャメロット城にアーサー王の息子モルドレッドが現れるまでの話であった。

 

 

頭の回転が速く、勘が鋭く、どこか気味の悪い夫の息子は、すぐにグィネヴィアとランスロットの不倫関係に気付き、アーサー王に圧力をかけるだけではなく、グィネヴィアにも意味深でイヤミで意地の悪い冗談を投げかけてきた。


 

グィネヴィアがもしもランスロットとの不倫関係から手を引くのであれば、きっと、この頃が最後のチャンスであっただろう。
 

密会突入
 

ついにグィネヴィアとランスロットは、モルドレッドに不倫関係のまさにその現場をおさえられてしまう。


ランスロットは命からがら現場を脱出するが、グィネヴィアはモルドレッドに捕えられてしまうのであった。

 


 

アーサー王は法に定められている通り、妻グィネヴィアに死刑宣告をした。


グィネヴィアもアーサーが自分を殺したくないことを重々に理解していた。


誤魔化しの利かない状況で、王であるアーサーが法をないがしろに出来ないことを痛いほど分かっていた。

 

 

処刑の日、グィネヴィアの心は落ち着いていた。


それは、死を覚悟していたからではなかった。


ランスロットが現れることをグィネヴィアは疑っていなかった。

 
 

城門を突破してきたランスロットは、グィネヴィアを抱え上げると、超人的な馬術で城の包囲網をくぐり抜けるのであった。

 

ランスロットのグィネヴィア救出
 

しかし、アーサーはすぐにランスロット討伐に乗り出す。



多く尊敬を集めるランスロットにつく騎士も多かったため、アーサー軍とランスロット軍の戦いは激しいものとなり、そして、長引いた。




ランスロットを助けたいグィネヴィア、ランスロットの抵抗に苦しむアーサー、心身の消耗の激しいランスロット、なにより3人とも自分達の三角関係が原因で多くの犠牲が出ていることが忍びなかった。


 


それぞれの思惑と良心の呵責の結果、グィネヴィアの死刑を取り消すことを条件に彼女をキャメロット城に返還し、戦いに終止符を打つことになった。


 Queen_Guinevere (2)

グィネヴィアが先にキャメロット城に到着すると、留守を任されていたモルドレッドは強引にグィネヴィアを自分の妻にし、自らが新たな王であると宣言した。


 

モルドレッドとアーサーが「カムランの戦い」の結果、共に命を落とすと、主君を失ったキャメロット城は、ついに滅亡するのであった。

 

 

全てを失ったグィネヴィアは、残りの長い人生を修道院で過ごすことを決意する。


 

時しばらくして、キャメロット城の滅亡を知ったランスロットが、グィネヴィアのいる修道院に現れ、ランスロットが再びグィネヴィアを求めると、グィネヴィアは身を引き

「いいえ。もう二度と…。」

と答えるのであった。

 


 

その後、グィネヴィアは終生、修道院で自分の恋が招いた戦いで失われた多くの命に対して祈り続けた。



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