36.縁の下の力持ち





蕭 何(?~紀元前193年)
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劉邦軍の食糧調達を担当し、また、軍事天才・韓信になんの実績もない頃にその能力を見抜いて推挙し、劉邦の天下統一を支えた最大の功労者とされる。

蕭何は劉邦軍の食糧調達を担当し、これを絶やすことがなかったので、劉邦軍の兵士達は略奪に走ることがなく、劉邦軍は攻略した土地に対して蛮行を働かないという評判を生み、それが多くの無血開城を実現させた。約200年の長きに渡って続く漢王朝において、臣下としての最高位「相国」を与えられたのは蕭何と曹参だけである。