昨年末、オランダのアルト・ファン・デル・シュテイル法務大臣とメラニ・シュリッツ・ファン・ヘゲン運輸大臣が「オランダ市民は自動車教習代をセックスで支払うことができ、こうした支払い形態は望ましいものではないが、政府はこうした支払い形態を違法なものとは認めない。」という趣を発表したとDutch Newsが報じた。


当局によれば、これは、コンピューターの修理や運転教習を含む何らかのサービスの提供と本質的に変わらない、正当な交換であり、政府からの唯一の提案は、性サービス提供者と受け手の双方とも、18歳以上でなければならないとのこと。




経済的徴兵という言葉があるが、経済的強姦ではないかと思ってしまう面があるが…。

物々交換の一つという解釈も全く理解できなくもない。


なにをもって売春と呼ぶかは非常に難しいと思う。

というのも、経済的に安定している男と結婚したいという、決して責めるべきではない女性の思考も、売春的思考と解釈できなくはないのではないか。


このオランダ両大臣のニュースを知って、一番最初に連想したのは、JPモルガンがある一般女性に話した内容である。



ルックスには自信があるという女性がJPモルガンに「どうやったら金持ちの男と結婚できるのか?」という質問をした。


それに対するJPモルガンの回答は下記の通りである。


あなたのように考える人は少なくないと思います。
なので、一人の投資家として答えさせてください。

ビジネスマンの視点としては、あなたと結婚するのは悪い選択と言えるだろう。

あなたは「美しさ」と「お金」の交換しようとしてるが、あなたの美しさっていうのはいずれ消える。
しかも、僕の収入は年々増えるけど、君は、毎年綺麗になる事はない。

ビジネス的に、僕は「魅力的な資産」だけど、あなたは「資産の価値が低い」といえる。


ウォールストリートには、短期トレードっていうのがあるんだけど「君とのデート」がそれだ。価値が下がる前に手放さなければ損をする。

お金持ちが好きなのは悪くないけど、僕達はあなたとは結婚はしなくて、デートだけっていう事。



JPモルガンはこんな回答をしているが、実際に金持ちと結婚する女性は美人が多いのも事実である。
今や「金目当て」の代名詞となった紗栄子しかり。

その後に離婚せずに、夫婦関係が保たれるかはとにかく「美人と金持ち」は一般的にセットのような関係である。
さらに結婚といわずに交際であれば、金持ちの規模の大小はピンキリだが、世の中はそればかりである。


これが売春でないと言えるのだろうか?????
どう考えても売春でしょ。

「お金」と「女」が交換されてるんだから。


美人と金持ちの結婚が長期売春(長期トレード)で、美人と金持ちの交際が中期売春(デイトレード)で、一般的に言われている売春が短期売春(スキャルピング)という解釈は充分に出来る。



結論をいうと、逆に、道義的な見地からするとオランダの両大臣の見解は非難できないのではないかと思う。


ただ、個人的にはセックスの価値に対する決定権が債権者に寄ってしまう場合「経済的強姦」になってしまうのではないかと思う。

道義的には否定できないが、交渉・契約システムに公平な合意がなされないケースが多く出るのではないかと思う。