日本史をさかのぼればさかのぼるほど、その重要度の高くなる九州地方は多くの偉人を輩出しましたが、その中でも特に迷わされるのが鹿児島でした。


鹿児島といえば、どうしても西郷隆盛という結論になりますが、薩摩藩を治めていた島津氏は不思議なくらい有能な当主が登場し、そういう意味ではどんな名門武家にも勝るものでした。


また、九州地方は日本におけるキリスト教伝来の地ともいえ、大村純忠、大友宗麟といったキリシタン大名が登場したのも特徴の一つです。


そして、琉球王国の最後というのは、屈辱の歴史であると共に日本の歴史に完全に組み込まれたということでもあり、その狭間に翻弄された悲劇の王という陰陽を含んだ背景が、この地からの日本の偉人というテーマで重要な意味があると思いました。


いろいろ迷うところはありますが、これを機に、ご当地の偉人を知って敬愛して、地元を愛し日本を愛してくれる人がいたら良いなと思います。


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