中部地方は戦国大名の先駆けといわれる北条早雲が勢力基盤を築いた駿河・伊豆、戦国時代の代名詞といえる織田信長の尾張と、戦国武将が名を連ねやすい歴史背景があります。


中部地方で最も悩んだのが静岡です。
静岡県の人からすると徳川家康という思いもあるでしょうが、徳川家康は出生地は愛知で、なによりこの「47都道府県 歴史的偉人めぐり」では権力基盤を確定させた土地、最も権力を発揮した土地を優先してます。


となると、足利家との縁深く長らく駿河を支配し、最も天下人に近いと言われていた今川義元であるべきですし、当時いかに今川家が強大な存在であったかをしっかり掘り下げるのも良かったのですが、どうしても織田信長に喰われた脇役感がいなめませんでした。


そこで、北条早雲は小田原北条氏の礎を築き戦国大名の幕を開け、歴史的意義が深いながらも、神奈川はどうしても源頼朝にせざるをえないので、駿河・伊豆が勢力基盤であったことから静岡を北条早雲にしました。




いろいろ迷うところはありますが、これを機に、ご当地の偉人を知って敬愛して、地元を愛し日本を愛してくれる人がいたら良いなと思います。


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